プロフィール
シュナはリムルの率いるテンペストの幹部の1人で、同じく幹部であるベニマルの妹です。彼女はいつも巫女装束を身にまとっており、里では姫のほかに巫女としての役割を務めていました。魔法を使うことができるため、戦闘では主にサポート役がメインです。ただし、魔鋼製の扇子を武器に持っており、柔術による近接戦闘もできます。なお、基本的には控えめですが怒ると怖いタイプです。
シュナの能力
シュナは、リムルの手で「ネームドモンスター」となった際に、強力な能力を獲得しています。それが、ユニークスキル「解析者 (サトルモノ)」です。このスキルはリムルの「大賢者」や「捕食者」のスキルと似た部分を多く持っていることがわかります。また、物質の変換や融合・分離によって別の素材を生み出す「創作者 (ウミダスモノ)」なども持っています。
シュナとリムルの関係
シュナはリムルに対して好意を抱いており、全編通して献身的なサポートをしています。しかし、両者の出会いは決して友好的なものではなかったのです。ジュラの大森林にあった彼女たちオーガの故郷は、何者かに滅ぼされてしまいます。里を離れ命からがら逃げ延びたシュナたち6人のオーガは、リムルと遭遇。リーダー格のベニマルは、リムルを里を滅ぼした首謀者と誤認し、リムルに襲いかかります。両者交戦する中、リムルが黒幕ではないといち早く気づいたのがシュナでした。彼女は両者の闘いに割って入り、兄を制止します。誤解を解いたベニマルは、考慮の末、オーガ6人全員でリムルに忠誠を誓うことに。代わりにリムルは6人に「名付け」を行うこととし、シュナは「朱菜」と名付けられています。これによってオーガたちは鬼人族 (キジン)へと進化しました。以来、シュナはリムルを慕うようになり、同様に慕うシオンとよく“取り合い”を繰り広げています。